腰痛

「ぎっくり腰早く治す」治療法 腰痛の専門家の正しいアドバイス

ぎっくり腰は医学的に急性腰痛症と呼ばれており、激しい痛みをともなうのが特徴です。

皆さんは、ぎっくり腰を発症した場合、正しい治療をしないと、後々どんなリスクがあるのかご存じでしょうか。また、正しい治療法とは、具体的にどのような方法を意味するのでしょうか。

今回の記事では、各医療機関や施術所におけるぎっくり腰の治療法・施術法をご紹介しています。

腰痛をお持ちの方や、ぎっくり腰を何度も発症されている方は参考にしてみてください。

ぎっくり腰とは

  • ぎっくり腰とは
  • ぎっくり腰の痛みってどんな感じ?

ぎっくり腰」は急性腰痛の通称で関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状を伴い激しい疼痛が起こるのが特徴です。ドイツ語では魔女の一撃”Hexenschuß (Hexenschuss)(へクセンシュス)とよばれており古今東西を問わず厄介な腰痛とされています。

  • ぎっくり腰になったらどうしたらいい?
  • ぎっくり腰 どうしたら早く治る?
  • ぎっくり腰 動けない どうしたらいい?

ぎっくり腰を起こすと激しい疼痛と炎症で患部に熱を持ちますので冷やす処置が有効です。また炎症が収まった後は血流の改善や筋肉の柔軟性を回復させるため逆に温めることが有効になります。

ぎっくり腰が悪化すると歩行困難になったり、症状が長引くためぎっくり腰を早期に治すためには初期の正しい対処と再発しない予防対策もぎっくり考える必要があります。

ぎっくり腰の原因

  • ぎっくり腰はどうなっている?

発生要因等も様々なぎぅくり腰ですが、ぎっくり腰が起こるメカニズムは以下のようなことがトリガーとなって起こることがあげられます。

  1. ヘルニアなどの疾患
  2. 運動不足による筋力の低下
  3. 加齢などによる筋肉の硬直
  4. 腫瘍

ぎっくり腰は後遺症になることも

  • ぎっくり腰はどのくらいで治るの?
ぎっくり腰が再発して痛みを我慢する男性

ぎっくり腰は発症すると激しい痛みの可動制限に見舞われるのが特徴ですが、心配はいりません。

ぎっくり腰を起こしたら正しい治療をすれば通常は1ケ月もすると元の状態に戻ります。

しかし「誤った治療」をしてしまうと、ぶり返しがおきたり、再発や腰痛の悪化や以下のような疾患のリスクが生じることがあります。

ぎっくり腰の後遺症として起こりうる疾患には、次のような例です。

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ぎっくり腰の後遺症①腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア

ぎっくり腰の後遺症として多く見られる例が、腰椎椎間板ヘルニアです。

腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨に偏った負荷がかかった結果として起こります。

ぎっくり腰の後遺症②腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

腰部脊柱管狭窄症は、5つある腰椎の1つが、前方にスライドする結果として起こります。

スライドした腰椎によって神経が圧迫され、腰痛や足のしびれ、歩行障害などを引き起こします。

ぎっくり腰の後遺症③坐骨神経痛

ぎっくり腰を発症した場合、正しい治療を行わないと、坐骨神経痛の発症リスクが高くなります。

坐骨神経痛は病名や病気ではなく、単に神経沿いに痛みやしびれが出ている状態を意味します。

ヘルニアにともなって坐骨神経痛の症状があらわれるケースも少なくありません。

坐骨神経痛とは

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このような、疾患を起こさないように
以下にぎっくり腰になったときの正しい処置方法を紹介いたします。

ぎっくり腰なったときの正しい治療方法

  • ぎっくり腰を治すにはどうしたらいいの?
  • ぎっくり腰はどれくらいで治るの?
  • ぎっくり腰 どうしたら早く治る?
ぎっくり腰のアフターサポートを受ける高齢の方

まず、ぎっくり腰になったときの正しい治療法と、やってはいけない治療法についてご紹介します。

ぎっくり腰のような炎症性の疾患を発症した場合、炎症の5大兆候が見られます。

炎症の5大兆候とは、「疼痛」「熱感」「腫脹(しゅちょう)」「発赤(ほっせき)」「機能障害」を意味します。

そのため、ぎっくり腰を発症した場合、まずは炎症の5大兆候を鎮めるのが重要なのです。

ぎっくり腰になったときの正しい治療法

安静

  • ぎっくり腰 動けない どうしたらいい?

ぎっくり腰を発症した場合、まずは安静にするのが一番です。

実際、医療機関でもぎっくり腰の直後は、安静にするよう指導されるのが一般的です。

発症直後は少し動くだけでも激しい痛み(疼痛・とうつう)が起こります。

そのため、安静にしていないと治る症状も治らなくなってしまうのです。

アイシング

ぎっくり腰を発症した場合、アイシングをするのも正しい治療とされています。

ぎっくり腰を発症した場合、患部がズキズキと熱を持って(熱感)痛みます。

そのため、発症直後にアイシングを行うのが重要なのです。

  • ぎっくり腰 アイシング いつまで?

アイシングを行うと、炎症の拡大を予防し、痛みを感じにくくさせる効果が期待できます。

ぎっくり腰のアイシングは発症直後の炎症や痛みが酷い時期に有効です。痛みが治まり、回復期に入ったら逆に温めて血流を改善してゆきます。

ぎっくり腰の応急処置病院に行くまでにやるべきこと5つ

痛み止め

ぎっくり腰による痛みがあまりにも強い場合、痛み止めを服用する方法もあります。

市販薬としてはロキソニンやボルタレンがよく知られています。

ただし、痛み止めを服用したからといって、無理に動くのは厳禁です。

痛みを感じないだけで、ぎっくり腰の原因が取り除かれたわけではありません。

湿布

ぎっくり腰を発症した場合、湿布を貼るのも有効です。

温・冷の両タイプともに、湿布には消炎鎮痛剤が含まれているため、効果に違いはありません。

湿布を貼ると、ぎっくり腰にともなう痛みを感じにくくさせる効果が得られます。

患部が熱を持っているのであれば、冷湿布を利用するのがおすすめです。

固定

ぎっくり腰にともなって動作時の痛みがある場合、コルセットなどで固定するのがおすすめです。

腰まわりや臀部を固定すると、腰に負担をかけるような動作が制限されます。

ぎっくり腰を繰り返している方は、家や職場などに常備しておくのもよいでしょう。

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ぎっくり腰になったときにやってはいけないNG治療法

  • ぎっくり腰自力で治すNGな方法
腰痛が悪化してしまった女性

以下の治療法は自力で治そうとする場合ありがちなNGの方法です。

ぎっくり腰の初期の痛みの強い段階によっては悪化させることもあるので注意が必要です。

温熱療法

温熱療法は慢性症状の改善には効果が期待できます。
しかしぎっくり腰のような炎症性疾患に対しては、温熱療法を行うのは禁物です。

患部を温めると炎症が拡大し、かえって症状の悪化を招きます。

運動療法

ぎっくり腰の発症直後は、運動療法も避けるべきです。

無理に身体を動かすと、かえって痛みが増強したり、回復を遅らせたりする結果となります。

確かに、ぎっくり腰を発症した場合であっても、ある程度は身体を動かしたほうがよいと言われるケースもあります。
しかしそれはぎっくり腰の急性期が過ぎてからのお話です。

患部周辺のマッサージ

マッサージも温熱療法と同様、慢性症状に対しては効果的です。

しかし、炎症が起こっている場所をマッサージするのは避けるべきです。

マッサージによって血行が促進されると、かえって炎症状態を悪化させる結果となります。

ぎっくり腰にはどのような治療法がある?

  • ぎっくり腰を治すにはどうしたらいいの?
  • ぎっくり腰の正しい治療方法を紹介
ぎっくり腰の電気治療

ぎっくり腰を発症した場合、治療院や施術所ではどのような治療を行っているのでしょうか。

ぎっくり腰の症状とそれに応じた治療法について、各治療院および施術所ごとにご紹介します。

整形外科での治療方法

整形外科など、病院やクリニックでは次のような治療法によって、ぎっくり腰の改善を図っています。

・薬物療法

整形外科では主に、薬物療法によってぎっくり腰の改善を図っています。

腰痛診療ガイドラインには、薬物療法を推奨すると明記されています。

そのため、ぎっくり腰の場合にも、ステロイド系の消炎鎮痛剤や筋弛緩剤、ビタミン剤などが処方されているのです。

・神経ブロック注射

局所麻酔薬を利用した治療法が、神経ブロック注射です。

患部に対して局所麻酔薬を注入して、脳に痛みのサインが伝わるのをブロックするのが特徴です。

また、ぎっくり腰にともなって興奮している神経を、鎮静化させる作用も期待されています。

神経を鎮静化させると、血管が拡張し、血液の循環が促されます。

血液の循環が促されると、患部の回復を早める結果につながるのです。

・手術療法

上記のような治療法で改善が見られないときや、ぎっくり腰の再発を繰り返す場合、手術を行なうケースがあります。

また、ぎっくり腰の裏側に重度のヘルニアなどの疾患が潜んでいる場合も、手術療法を検討するケースがあります。

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整骨院での治療方法

整骨院や接骨院では、次のような治療法(施術法)によって、ぎっくり腰の改善に取り組んでいます。

・RICE処置

RICE処置は、英語の「Rest・Ice・Compression・Elevation」の頭文字を取った対処法です。

ぎっくり腰の発症が疑われる場合、まずは安静にして(Rest)アイシング(Ice)を行います。

その後、弾性包帯やコルセットなどで圧迫(Compression)します。

捻挫の時などは患部を心臓より高く(Elevation)しますが、ぎっくり腰の場合は行いません。

・各種電気治療

整骨院では、低周波治療器や超音波治療器などを利用した施術も行われます。

最近になってよく使われるようになっているのが、ハイボルト治療器と呼ばれる施術機器です。

高圧の電流を患部に流すと、脳へと送られる痛みの伝達がブロックされます。

また、ダメージを負った組織の回復を早める効果も期待されています。

・装具療法

ぎっくり腰を発症した場合、少し身体を動かすだけで、激しい痛みがでるケースも少なくありません。

その場合、コルセットを使った装具療法が行われます。
腰まわりや臀部を固定すると、患部にかかる負担を減らす効果が期待できます。

整体での治療方法

整体院では、ぎっくり腰に対して次のような施術を行うのが一般的です。

・骨盤矯正

ぎっくり腰を発症される方の多くに、骨盤のゆがみが見受けられます。

施術によって骨盤のゆがみを取り除くと、腰にかかる負担を減らす効果が期待できます。

・腹部調整

ぎっくり腰や腰痛を発症される方の多くに、お腹にある大腰筋(だいようきん)の緊張が見られます。

大腰筋を施術によって緩めると、筋膜を介して背中側の筋肉も緩みます。

身動きするのもつらい方の場合、大腰筋だけを調整するケースも少なくありません。

・頚部調整

ぎっくり腰の多くは、腰椎(腰の骨)の動きが悪くなっている方に起こります。

腰椎と頚椎(首の骨)は連動しているため、頚部調整を行うと、腰にかかる負担を減らす効果が期待できます。

はり・お灸による治療方法

鍼灸院では、はりやお灸を使ってぎっくり腰の症状改善に取り組むケースもあります。

・はり

注射針よりもはるかに細いはりを使い、患部周辺の筋緊張を取り除きます。

指よりも深い場所にアプローチできるため、動くのがつらい方にも効果的とされています。
しかし人によっては異物感が不快なために、針治療で症状が悪化するケースもあります。
はりと整体の施術を組み合わせると、そのようなリスクを下げる結果につながる場合もあります。

・お灸

お灸は紀元前から中国で使われていますが、科学的な効果についてはよく分かっていません。
しかしお灸で筋肉が硬くなっている場所を温めると、症状の緩和につながるケースがあります。

また、もぐさの成分がもたらすリラクゼーション作用によって、身体の回復力を高める効果が期待できます。

・ツボ押し

鍼灸院では、はりやお灸を使った施術だけでなく、徒手によるツボ押しも行っています。

身体には361個の経穴(ツボ)があり、腰痛に効果が期待できるポイントは手足にもたくさんあります。

ぎっくり腰の初期には、直接腰のツボ押しをするのが難しいケースも少なくありません。

その場合、手足のツボを利用して、ぎっくり腰の症状改善に努めています。

AKA専門クリニックでの治療方法

一部の整形外科によって、AKA(エーケーエー)と呼ばれる施術法が開発されています。

AGA専門クリニックでは、仙腸関節を調整する施術により、原因不明のぎっくり腰の改善にあたっています。しかし一般的にあまりよく知られている治療法ではなく、施術者も少ないのが現状です。

まとめ

ぎっくり腰を発症した場合、いろいろな治療法や施術法が考えられます。

ただ、1つだけ言えるのは、ぎっくり腰を発症した場合、医療機関の受診を最優先すべきだといった点です。

ぎっくり腰の背後には、重篤な症例が潜んでいる可能性も疑われます。

そのため、まずはぎっくり腰の原因や、疾患の可能性について検査するのが重要なのです。
医療機関では原因が分からず、どうしようもない場合、整体や鍼灸、AKAの施術を受けるといった方法もあります。

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