「自律神経が乱れると身体によくない」という会話を聞いたことはありませんか?
最近、健康番組で自律神経について紹介される機会が増えてきたため、自律神経という言葉を聞いたことがある方は増えてきていると思います。
しかし、自律神経がどんなものなのか知らない方がほとんどです。
今回は自律神経が身体の中でどんな働きをしているのかご紹介したいと思います!
自律神経とは?
自律神経を一言で簡単に説明すると「身体の調節」をしてくれています。
自律神経をもう少し詳しく説明すると、例えば心臓を動かすとき自分の意思で心臓を動かそうとはしませんよね?
自律神経は自分が無意識で行っている動作を行っています。心臓を動かす以外にも、体温調節、食べ物の消化、免疫力維持などを行っています。
また、肩こりや腰痛などを治していく際も自律神経が重要になってきます。
自律神経の機能がしっかり働いていると「身体を治す」という働きが強くなるため肩こりや腰痛などが治しやすくなります。
では、交感神経と副交感神経の機能が落ちてしまうとどのような状態になるのでしょうか。
①交感神経
交感神経の機能が落ちてしまうと、疲れやすいや日中眠たくなるような状態になってしまいます。
②副交感神経
副交感神経の働きが落ちてしまうと、夜なかなか寝付けない、夜中何度も起きてしまうなどの状態になってしまいます。
自律神経の働きが落ちてしまうと、怪我が治りにくい、体調を崩しやすいなど身体の不調に繋がってしまいます。
自律神経はどのような働きをしているのか?
①交感神経
交感神経の働きが強くなるときは、目覚めているときや運動するときなど身体を動かしているときに、働きが強くなります。
交感神経の働きが強くなると身体には下記のようなことが起こります。
・瞳孔(ひとみ)が散大(光が多く入ること)
・喉がカラカラに乾く
・胃腸の動きが減り、便秘気味になる
・心拍数が上昇
・血圧の上昇
・たくさん汗をかく
・目が覚める
②副交感神経
副交感神経の活動が強くなるときは、寝ているときや食事をするときなど身体を休めせるときに働きが強くなります。
副交感神経の働きが強くなると身体には下記のようなことが起こります。
・瞳孔が収縮する
・唾液が増える
・胃腸が動きが多くなる
・心拍数が減る
・血圧が下がる
・眠たくなる
自律神経を整える方法とは?
ご自宅できる自律神経を整える方法についてご紹介したいと思います!
①毎日湯船に浸かる
毎晩シャワーだけで済ませてしまう方もいらっしゃると思いますが、湯船に浸かることで自律神経の働きを整えることができます。
入浴のポイントは、37~40℃の温度で5~10分浸かることです。
約10分間、湯舟に浸かることで身体の芯まで身体を温めることができ、副交感神経が優位になります。
その結果、身体がリラックスした状態になり質のいい睡眠にも繋がります。
また、熱い温度の湯舟に浸かると交感神経の働きが強くなってしまうため、身体に疲労感が出たり、睡眠が浅くなってしまいます。
②質の良い睡眠
質のいい睡眠を取ることは、自律神経のバランスを整えるために重要になります。睡眠時は副交感神経の働きが強くなるため、身体の疲れを取ったり、身体の組織の修復が行われるため、大事な時間なのです。
質のいい睡眠を取るためには、就寝前の過ごし方が重要になってきます。
・スマートフォンはなるべく使わない
就寝前にスマーフォンを操作するとブルーライトによって交感神経の働きが強くなり、寝付けなかったり、眠りが浅くなり夜中何度も起きてしまい、睡眠の質が悪くなってしまいます。
就寝前は、スマートフォンの操作を控えることをオススメします。
・入浴するタイミングに気をつける
上記で毎日湯舟に浸かることが大事と述べましたが、入浴するタイミングも質の良い睡眠を取るために重要になります。
オススメの入浴のタイミングは、就寝前90分前です。
入浴すると身体が温まり体温が上がります。
上がった体温が下がるときに眠気が強くなり、スムーズに睡眠に入ることができます。
・ストレッチをする
ストレッチを行なうことで、副交感神経の働きが強くなり身体がリラックスできます。入眠しやすくなり、質のいい睡眠に繋がります。
最後に
今回は自律神経についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
私生活を工夫することで自律神経が整い、身体に疲れが溜まりにくくなったり、免疫力の向上などに繋がります。
また、宮前まちの整骨院では、「たった5分座っているだけ」の自律神経の検査を行うことができます。
今自律神経がどんな状態なのか気になる方は、ぜひお問い合わせください!
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