腰痛

仰向けで寝るときに起こる腰痛の原因、予防方法とは?

 

宮前まちの整骨院には腰痛の患者様が多く来院します。
・ギックリ腰
・デスクワーク
・長時間の運転
など腰痛が起こる原因はさまざまですが、「仰向けで寝ているとき」に腰痛が起こる方が多いです。

今回のブログは、仰向けで寝ているときの腰痛の原因、予防法についてご紹介します。


仰向けで寝ているときの腰痛の原因とは?

 

仰向けで寝ているときに腰痛が起こる方は、骨盤に原因があります。

骨盤は、まっすぐ立っている形が理想ですが、そのような方は骨盤が「前傾」といい、前に傾いていることが多いです。

㊧骨盤がまっすぐ立っている写真
㊨骨盤が前傾している写真

 

骨盤が前傾してしまうと反り腰になってしまい、仰向けで寝るときに腰に負担がかかり腰痛が起きてしまいます。


反り腰のチェック方法とは?

私たち施術者が、患者様の骨盤の歪みをチェックするときは

骨盤の前側にある「上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく」

骨盤の後ろ側にある「上後腸骨棘(じょうごちょうこつきょく」

という部分を触って骨盤の歪みをチェックします。

みなさんがご自分で自身の骨盤を触って、どのような歪み方をしているのかをチェックするのは難しいと思いますが、自分が反り腰なのかチェックすることは簡単にできます。

今回は、反り腰のチェック方法を1つご紹介します!

①仰向けで寝る

 

②腰に手を入れる

腰に手を入れたときに、布団やベッドと腰の間にすき間がある方は反り腰になっているため、寝ているときに腰痛が起きやすい状態になっています。

夜寝るときに、腰が痛くなる方は腰が浮いていることが多いので、一度確認してみて下さい!


骨盤をまっすぐ立てるには?

骨盤が前傾してしまう原因は、股関節の前側にある筋肉にあります。

今回はその中の、大腿四頭筋と腸腰筋という筋肉を伸ばすストレッチを2つご紹介します。


1.大腿四頭筋ストレッチ

①左手で左足の甲を持つ

 

②左足を背中の方に引く

 

③10秒キープする

このストレッチを行うと大腿四頭筋を伸ばすことができます。

 

 

2.腸腰筋ストレッチ

①左足を前に出す

 

②体重を左足の方にかける

 

③10秒間キープする

上記の2つのストレッチを継続しておこなうことができると、前傾している骨盤をまっすぐ立たせることができます。

お風呂上がりや、睡眠前などにおこなってみてください!

柔軟性は1日、2日ストレッチをおこなっただけでは、すぐに柔らかくなりませんが、継続しておこなうことができれば、年齢関係なく体を柔らかくすることができます!

まずは、1ヶ月間継続してストレッチをおこなってみて下さい。柔軟性に変化がでて、仰向けで寝るときに起こる腰痛が改善されてきます!

ぜひご家族の皆さんと一緒におこなってみてくださいね!


睡眠時の腰痛の対処法とは?

睡眠時の姿勢は、仰向けだけではなく、横向き、うつ伏せがあると思います。

睡眠の姿勢を少し工夫をすることができれば、腰痛の予防につながります。

今回は2つの対処法をご紹介します。

①仰向け

上記で、腰が布団やベッドから浮いていると、腰が反ってしまい腰痛になるとお伝えしましたが、その対処法として仰向けで寝るときに、ももの下にクッションを入れて寝てみて下さい。

写真のような形で寝れると、腰の反りがなくなり楽に寝ることができます。


②横向き

「横向きで寝ると腰は楽になるけど腕が辛くなる」という経験はありませんか?

 

写真のように、クッションを抱えた状態で寝れると、腕が楽になり睡眠がとりやくなります。また、足の間にもクッションを入れると、全身がリラックスした状態で睡眠がとれます。ぜひ行ってみて下さい!


最後に

今回は仰向けと腰痛の関係性についてご紹介しました。

ストレッチの効果を出すには約1ヶ月継続する必要がありますが、寝る姿勢は今日の夜から効果を出すことができます。

長年腰痛に悩まれているという方はぜひ参考にしてみて下さいね!

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