肩こり

肩こりは「デスクワーク」「スマートフォン」「姿勢」などが原因になるというイメージを持っている方が多いと思います。

しかし、肩こりには「日常生活が原因の肩こり」「病気が原因の肩こり」2種類ありそれぞれ原因が変わってきます。

肩こりについてご説明します。

 

 

肩こりとは?

 

 

肩こりは首から肩甲骨にかけて症状が出ます。

肩こりの症状は以下のものがあります。

①緊張感
②重だるさ

③鈍痛

上記のような症状があります。

 

原発性肩こり(げんぱつせいかたこり)

本態性肩こりとは、原因ははっきりしていないが肩こりの症状が出ていることをいいます。多くが生活習慣の中に原因があります。

原因としては以下のものがあります。

疲労

 



体内の疲労物質が体内で蓄積され筋肉が固まり肩こりに繋がってしまいます。

 

冷え

 

 

人は寒さを感じると、身体を緊張状態にして小刻みに筋肉を動かし熱を作ろうとします。身体を小刻みに動かす際の緊張状態と低下した体温により体内では血流が低下します。その結果、疲労物質が蓄積され肩こりに繋がります。

 

 

加齢

 

 

加齢により筋力が低下し姿勢が悪くなります。姿勢が悪くなると身体にかかる負担が大きくなり肩こりに繋がります。

 

猫背

 


 

頭の重さは体重の約10%といわれています。例えば、体重が60キロの方だと頭の重さは6キロになります。猫背になり、頭の位置が正しい位置よりも前に出てしまうと、首や肩にかかる負担は大きくなり、常に筋肉が力入っている状態になります。その状態が続くと肩こりになります。

 

 

症候性肩こり(しょうこうせいかたこり)

原因疾患があるもの、現代医学で説明ができるものを症候性肩こりといいます。

症候性肩こりの原因は以下のものがあります。

 

整形外科疾患

 

 

頚椎症・四十肩・五十肩・胸郭出口症候群・ストレートネックなど

 

内臓疾患

 

 

貧血・高血圧・低血圧・心臓疾患・肺疾患・肝臓疾患・リウマチなど

 

歯科疾患

 

 

顎関節症など

 

眼科疾患

 

 

乱視・近視・眼精疲労など

 

 

子どもの肩こりが増えている?

 


肩こりに悩んでいる子ども達が増えています。近年スマートフォンやiPadの普及により、ゲームを行ったり動画を見たり姿勢が悪い時間が増えている子どもが増えています。

 

また、塾や学校の勉強など机に座っている時間が増えてきているため、小・中学生でも肩こりに悩んでいる方が増えています。

 

 

肩こりの治療法とは?

 

肩こりの治療法を簡単に説明すると2つあります。1つ目は「固まっている筋肉を緩める」2つ目は「姿勢を治す」ということです。
それぞれどのようなことを行うのかご説明します。

 

 

肩こりの治療法①筋肉を緩める

 

 

肩こりになる原因になる筋肉は「肩甲挙筋」「僧帽筋」など様々ありますが、固まっている筋肉を中心に緩めていくことを行っていきます。
筋肉を緩める方法は2つあります。

 

 

マッサージ




 

 

 

上記の2つの方法で固まっている筋肉を緩めていきます。

 

 

肩こりの治療法②猫背を治す

 

 

このような経験はありませんか?
「マッサージを受けた後は楽だけど時間が経つと元に戻る」
肩こりの原因になる筋肉を緩めることができれば肩こりは楽になります。しかし、根本的な原因は姿勢の歪みにあるため姿勢を治さないと元に戻ってしまいます。

 

肩こりに悩んでいる方の姿勢を確認すると以下の写真のような姿勢の歪み方をしている方が多いです。


①肩が正しい位置よりも前に出ている

前肩型

②首が正しい位置よりも前に出ている

首無し型

このような姿勢の歪みを治さなければ肩こりを根本的に治すことはできません。
宮前まちの整骨院で姿勢改善の治療法は「猫背矯正」があります。
猫背矯正を行い、固まっている筋肉を緩めながら姿勢の歪みを治して肩こりを根本的に治していきます。

 

 

まとめ

 

肩こりには2種類あり生活習慣が原因の「原発性肩こり」と病気が原因の「症候性肩こり」があります。
肩こりの治し方は2種類あり「筋肉を緩める」「猫背を治す」ということです。
肩こりがもう治らないと諦めている方でも、今回ご紹介した治療法を行うことができれば改善することができます。

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