自律神経

うつ病の治療法とは?

皆さんはうつ病と聞いてどんな事をイメージされますか?

・ネガティブな思考になることが多い

・体調を崩しやすい

・薬をたくさん服薬しなければいけない

・病院に通い続けないといけない

など、ネガティブな考えを持っている方が多いのではないでしょうか?

 

うつ病を治す為には精神科に通うというイメージが強いと思いますが

当院ではうつ病の患者様にも治療を行っています。

 

先日、5年間うつ病に悩んでいるという方が当院に来院されました。

(以後、Aさんと呼ばせて頂きます)

 

Aさんは、体調が悪くなると「死にたい」「何もしたくない」などネガティブな気持ちになり

月に1度精神科の病院に通院し、薬を服用しているそうです。

Aさんのご家族の皆さんも早く治したいという一心で

インターネットで様々な治療院や病院を探し、当院に来院されました。

 

Aさんに治療プランを説明し治療を受けて頂いた結果、

内容に納得して頂き今後当院で治療を行っていくことになりました。

 

今回はAさんにどのような治療を行っていったのか、ご紹介したいと思います!

 

 

Aさんに行った、うつ病治療とは?

当院では、始めて来院される患者様には約1時間かけ問診と施術を行っています。

 

①問診

 

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Aさんに問診で身体の状態をお伺いした時

「体に辛いところは無いけど、時々死にたくなる。どうやったら治るか分からない」とおっしゃっていました。

 

さらに当院では、初診の方には「自律神経検査」というものを受けて頂いています。

精神的な症状がある方には、ほぼ自律神経の乱れが見られますが、Aさんにも同じ傾向がありました。

 

なお、自律神経を簡単に説明をすると、交感神経と副交感神経の2種類があります。

①交感神経→活動時働く神経

 

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②副交感神経→体を休ませるときに働く神経

 

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この2つの神経の機能が乱れてしまうと

・精神的な疾患

・ケガをしやすくなる

・免疫力の低下

・体調不良

などに繋がってしまいます。

 

Aさんの自律神経の結果を説明すると

副交感神経の働きは正常値に近い働きをしていましたが

交感神経の機能が落ちていました。

 

交感神経の働きが落ちている方は一般的に

・疲労が溜まりやすい

・朝、体がだるい

などの特徴がありますが

Aさんのようにうつ病などを抱えている方はネガティブ思考になりやすいという特徴も見られます。

 

Aさんは、「機能が落ちている交感神経の働きを正常値まで戻すこと」を第一目標に治療を開始しました。

 

 

②うつ病であるAさんに行った治療内容

Aさんに行った治療は2つです。

 

①マッサージ

 

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自律神経の機能が落ちている方は、首や背中の筋肉がガチガチに固まっていることが非常に多いです。

固まった筋肉が自律神経に負担をかけ、さらに機能を落としてしまいます。

実際にAさんの筋肉もガチガチに固まっていました。

 

約20分かけ固まっている筋肉をほぐしていきました。

 

 

②超短波

自律神経の幹になる部分が、頸部と腹部にあります。

その部分に超短波という、自律神経の機能を上げる機械を当てたまま30分間横になる

ということを行いました。

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マッサージと超短波を組み合わせて治療を行うことで自律神経の機能が向上し

うつ病の改善に繋がっていきます。

 

 

③治療後、自律神経を再検査

 

治療前と治療後で自律神経の機能の変化を確認するため

自律神経の検査を治療前と治療後に行いました。

 

Aさんは交感神経がほとんど機能していなかった状態だったので、

交感神経の機能を上げることを目標に治療を行いました。

 

その結果、治療後は交感神経を正常値まで戻すことができました!

 

治療後すぐの検査結果なので、一時的に交感神経の機能が上がった部分もあるかもしれませんが

治療回数を重ね、自律神経の働きが正常値でキープすることができるようになれば

5年間悩んでいたうつ病も改善できるとお伝えしました。

 

 

④今後の計画

 

今回のように、うつ病を1回の治療で治すことは正直難しい部分もあるため

時間をかけ少しずつ治していくのが理想です。

 

Aさんは、まずは1ヶ月間、週2回のペースで治療を行い

1ヶ月後、自律神経検査を再度行い経過をみていく予定です。

 

 

Aさんの家族はどんなサポートをすればいいのか?

うつ病に限らず、精神的な疾患を抱えている方を私たちが治療を行うとき

心がけていることがあります。

決して難しいではないので、皆さんにもご紹介したいと思います。

 

私たちは患者さまの話を聞くことを心がています。

そのため、体の症状を聞くことも大切ですが

・今やりたいこと

・好きなこと

・好きな食べ物

など楽しく話してくれることを、気が済むまで聞いてあげて下さい。

 

気が済むまで話し満足してもらえると、表情が明るくなり気分もスッキリすると思います。

 

 

最後に

当院に今週1週間でうつ病の方が2名来院されました。

Aさんが5年間、もう1人の方は8年間、うつ病に悩まれているそうです。

 

2015年の時点で日本には約506万人うつ病に悩まれている方がいると言われています。

3年前のデータなので現在の人数は変化があると思いますが、どんどんうつ病を発症する人が増えています。

 

皆さんの周りにうつ病に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ1度ご相談ください!

 

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