腰痛

腰痛の種類について

腰痛には「特異的腰痛」「非特異的腰痛」の2種類ありそれぞれ原因は変わってきます。

 

特異的腰痛(とくいてきようつう)とは?

特異的腰痛とは、医学的な原因のある腰痛のことをいいます。

原因には以下のものがあります。

 

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 外傷

 

非特異的腰痛(ひとくいてきようつう)とは?

 

非特異的腰痛とは原因が特定できない腰痛のことをいいます。

 

慢性的な腰痛やぎっくり腰などは非特異的腰痛に含まれます。

 

腰痛の85%が非特異的腰痛と言われています。

 

腰痛はどのような時に起こるのか?

 

腰痛が起きるケース①肉体疲労

 

 

デスクワーク、家事、運動などの日常生活で腰に疲労が溜まり、腰や股関節周りの筋肉が固くなり腰痛が起こります。

 

腰痛が起きるケース②外傷性の腰痛

 

 

スポーツ中の事故(プレー中選手と衝突・プレー中の転倒など)や交通事故など急激な腰への強い衝撃などで腰痛が起こります。

 

腰痛が起きるケース③内臓の不具合

 

 

胃潰瘍、膵炎、尿管結石など内臓の病気で腰痛が起こります。
また、女性の場合生理の際に腰痛が起こることもあります。

 

腰痛が起きるケース④ガン

 

 

癌が骨に転移して起こる腰痛があります。

骨の癌には

・原発性(げんぱつせい)→脊椎から発生する癌

・続発性(ぞくはつせい)→他の臓器から転移したがん

上記の2種類があります。

癌は骨に転移しやすく、「肺癌」「乳癌」「前立腺癌」からの転移が多いです。

 

腰痛が起こる原因⑤骨折

 

 

骨折の中にも種類がありますのでいくつかご紹介したいと思います!

 

①腰椎分離症(ようついぶんりしょう)

 

 

成長期のスポーツ少年・少女に多く起こります。

身体を捻る動きが多いスポーツ(野球・テニス・バレーボール・ラグビー)を行っている選手に多く起こります。

 

②圧迫骨折(あっぱくこっせつ)

 

 

骨折とは、背骨に強い圧力がかかった際に起こります。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という骨が脆くなる病気によって起こることが多いです。

骨粗鬆症とは、ホルモンバランスが乱れる女性に特に多く見られ、その他にも運動不足や喫煙など生活習慣が原因になることもあります。

 

 

腰痛を引き起こす原因

 1.筋肉のこりの強さ

 

 

腰には、脊柱起立筋や腰方形筋など様々な筋肉があります。

多くの筋肉が骨盤までつながっているため、腰の筋肉が固まると骨盤の動きが悪くなります。

骨盤の動きが悪くなると、腰を動かした際に腰にかかる負担が大きくなるため、腰痛に繋がってしまいます。

また、骨盤の歪みに繋がります。

 

 2.骨格のゆがみ

 

 

 

腰痛がある方の施術をする前に骨盤の歪み方をチェックしています。

骨盤の歪み方には2種類あります。


1つ目「骨盤前傾」2つ目は「骨盤後傾」です。
骨盤の歪みにより

  1. 腰のクッション機能の役割をしている「椎間板」
  2. 腰を動かす際に働く「関節」
  3. 腰を支えている「靭帯」

上記の3つの部分に負担がかかり腰痛が起きてしまいます。

 

骨盤の見分け方とは?

1.骨盤前傾(こつばんぜんけい)

 

骨盤は上記の左側の写真のように真っすぐ立っていることが理想です。

骨盤前傾とは、上記の右側の写真のように正しい位置よりも前に傾いてしまうことをいいます。

 

骨盤前傾してしまう原因の筋肉は主に3つあります。

①脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)

→頸部から腰にかけて走行している筋肉

②腸腰筋(ちょうようきん)

→腰椎から股関節の前面に走行している筋肉

③大腿直筋(だいたいちょっきん)

→ももの前側にある筋肉

 

2.骨盤後傾(こつばんこうけい)

 

 

骨盤後傾とは、骨盤が正しい位置よりも後ろに傾いている状態を言います。
骨盤が後傾してしまう原因の筋肉は主に3つあります。


①腹直筋(ふくちょくきん)
→お腹にある筋肉
②ハムストリングス

→ももの裏側にある筋肉

上記の2つの筋肉が固まり

③大殿筋(だいでんきん)

→お尻にある筋肉

大殿筋の筋力が低下し骨盤が後傾してしまいます。

 

腰痛の種類と特徴

・筋膜性腰痛(きんまくせいようつう)

 

腰痛の中で最も多いタイプの腰痛です。

腰回りの筋肉が固まり痛みが起きている状態です。

主に前屈(ぜんくつ)をすると痛みが起こります。

 

・椎間関節性腰痛(ついかんかんせつせいようつう)

 

 

椎間関節とは背骨と背骨同士を繋いでいる関節のことをいいます。

椎間関節に負担や炎症が起こり痛みが起こります。

主に後屈(こうくつ)をした際に痛みが起こります。

 

・内臓系の腰痛

 

 

上記で生理痛や癌などでも腰痛が起こると述べました。

内臓が問題で起こる腰痛をご紹介します。

 

1.生理痛

 

生理中は、腰痛だけではなく、吐き気、下痢、腹痛、食欲不振などの症状が起こります。

 

2.癌

 

すい臓がん・大腸がん・子宮頸がん・前立腺がんなどで腰痛が起こります。

 

3.泌尿器系の病気

 

 

尿管結石(にょうかんけっせき)・腎結石(じんけっせき)・腎盂腎炎(じんうじんえん)などで腰痛が起こります。排尿障害や血尿が見られるのが特徴です。

 

4.その他

 

胃・十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)・たんせき(たんせき)・胆嚢炎(たんのうえん)・膵臓炎(すいぞうえん)でも腰痛が起こります。

腹痛・血便・吐き気・嘔吐の症状があります。

 

腰痛の時に、どこに行けばいいのか?

 

1.内科に行くべき腰痛

内臓系の腰痛→生理痛、癌、泌尿器系の腰痛など

 

2.整形外科に行くべき腰痛

 

①筋筋膜性腰痛

②椎間関節性腰痛

③外傷系の腰痛

④骨折

3.宮前まちの整骨院で対応できる腰痛

 

①筋膜性腰痛

②椎間関節性腰痛

③外傷系腰痛

④生理痛

 

 

宮前まちの整骨院での腰痛の治療法

宮前まちの整骨院では、以下にある治療法を組み合わせて、患者様の状態にあったものをご提供していきます。

 

1.マッサージ

 

マッサージを行い固まっている筋肉を緩め痛みを取っていきます。

 

 

2.鍼

 

腰痛のように筋肉が固まっている部分は、筋肉の繊維が絡まってこりになり痛みが起きてしまいます。

鍼を使い固まっている筋肉をピンポイントで狙い筋肉を緩めていきます。

 

 

3.骨盤矯正

 

筋肉の固さを取ることができれば腰痛は治まります。

しかし、骨盤の歪みを治すことができなければ腰にかかる負担は大きい状態なので、時間が経つと再び腰の筋肉が固くなり腰痛が再発します。

 

腰痛の原因になっている筋肉を緩めながら、骨盤の歪みを治し腰痛を根本的に治していきます。

 

 

4.猫背矯正

 

 

腰痛の方は骨盤が歪んでいるだけではなく、肩が丸くなっていたり、背中が丸くなっていたりと上半身にも問題があることが多いです。

 

猫背矯正は、骨盤だけでなく背中の丸まりや首の歪みなど身体全身の歪みを治していきます。

 

肩こりや、首のこりに悩まれている方も猫背矯正がおすすめです。

 

宮前まちの整骨院では、上記4つの治療法で腰痛を治していきます。

 

 

 

腰痛の施術の流れ

1.痛みの部分を確認

 

 

痛みの部分を確認し痛みの部分や筋肉を確認していきます。

2.動作確認

 

 

前屈や後屈など、腰の動作を確認し状態を確認していきます。

3.骨盤・姿勢の歪みのチェック

 

 

骨盤の歪みや姿勢の歪みをチェックし根本的な原因を確認します。

 

4.自律神経検査

 

自律神経の検査を行い、自然治癒力の有無を確認します。

5.施術

 

 

患者様に希望の施術プランを選んで頂き施術を行っていきます。

6.施術後の確認

 

 

施術後は、痛みの有無、動作確認、姿勢チェックを行います。

また、ご自宅でできるセルフケアをお伝えしお身体がいい状態を作れるようにしていきます。

 

 

 

 

まとめ

腰痛は種類によって症状が変わってきます。

長年慢性的な腰痛でお悩みの方は筋肉の固さだけではなく、姿勢の歪みの原因が高いです。

宮前まちの整骨院では姿勢チェックを行い、姿勢改善を改善させるためのストレッチなどもお伝えしています。

皆様の周りで、腰痛にお悩みの方がいらっしゃいましたら宮前まちの整骨院にご相談ください!

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