3月になり気温が高くなる日が増えてきましたね。
これからの季節「花粉症」の症状に悩む方も多いのではないでしょうか?
当院では毎月健康教室を開催しています。
3月の健康教室のテーマは「花粉症改善」についてご紹介する予定です。
今回は花粉症をどうやって改善するのかご紹介したいと思います。
花粉症はなぜ起こるのか?
体内でどのようなことが起きて花粉症が起こるのか簡単にご説明をしたいと思います!
①花粉が体内に入ると身体は異物が入ってきたと認識する。
②花粉を排除するために体内で抗体を作る。
③花粉が再び体内に侵入すると、作成した抗体が働きヒスタミンという成分が分泌される。
④ヒスタミンの力で、花粉を体外に出そうと、くしゃみや鼻水が出たり
鼻づまりが起こり体内に花粉が入らないようにします。
多くの方が花粉症のメカニズムが分からず
花粉症だから鼻水やくしゃみが出て当たり前と思っている方が多いと思います。
しかし、花粉症で起こるくしゃみや鼻水は、花粉から体を守るための手段として起こっているものです。
花粉症の症状を抑えるためには
・花粉が体内に入らない環境づくり
・花粉に強い体質作り
この2点が必要になります。
ご自宅でもできる簡単な花粉症対策とは?
今回は3つご自宅でできるかんたんな花粉症対策をご紹介致します!
①換気の方法を変える
外出する際や洗濯物を干しにベランダに出るときなど
短時間扉を開けただけなのに花粉が部屋に入りくしゃみが止まらなくなるといった経験をしたことはありませんか?
また、部屋を掃除した際換気をしないと部屋が埃っぽくなってしまうため、換気は日常生活で必要になると思います。
皆さんは1時間、部屋の換気をしたら何個花粉が部屋の中に入ってくるか聞いたことありますか?
部屋の大きさで数の違いはありますが
1時間換気をすると部屋の中に約1000万個花粉が入ってくると言われています。
換気の方法を少し変えることで部屋に入る花粉の量を減らすことができるのでご紹介したいと思います。
①窓を開ける幅を10cmにする
②カーテンをレースタイプの物にする
この2点を行うことで、部屋の中に入る花粉を約1/4に軽減することができます。
②身体を冷やさない
皆さん、自分の平熱が何度かご存知ですか?
理想の平熱は36.5度と言われています。
最近は平熱が35度台の方もとても多く
体温が35度台になってしまうと免疫力が落ち花粉症の症状が出やすくなってしまいます。
今回は2つ日常生活の中で簡単にできる方法をご紹介致します!
①朝食で温かい飲み物・スープを飲む

朝は1日の中で1番体温が低い時間帯です。
体温が下がっている中、冷たい食べ物や飲み物を摂ってしまうと
さらに体温が下がり冷えに繋がってしまいます。
温かいお茶やスープなどを1つ朝食のメニューに加えることで
身体の中から身体を温めることができ体温を上げることができます。
その結果、お腹が温めることができます。
②湯船にしっかり浸かる

冷えを改善するには湯船に浸かることは必要になってきます。
湯船の温度は家庭により様々だと思いますが
湯船に浸かる時間は最低5分は必要になります。
5分間湯船に浸かることで身体の深部まで温めることができます。
普段温度が40度以上で短い時間しか湯船に浸かれない方は
38~39度に温度を設定し5分間浸かってみてください。
今回ご紹介した2つの方法を最低1ヶ月継続して行ってみて下さい。
平熱が35度台の方は少しずつ体温が上昇し、免疫力の向上に繋がります。
その結果、花粉症の予防、改善に繋がります。
③発酵食品を食べる
発酵食品には、乳酸菌、ビフィズス菌など善玉菌が多く含まれています。
善玉菌は、身体の不純物を体外に排出するサポートをしてくれます。
・ヨーグルト

・キムチ

・納豆

・味噌

などに多く善玉菌が含まれているので意識して食べることによって
花粉症の予防に繋がってきます。
最後に
今回のブログでは花粉症についてご紹介致しました。
3月の健康教室では、今回ご紹介した内容をもっと詳しく説明することや
すぐに使える鼻詰まり対策のツボなどもご紹介致します。
健康教室は、当院に来院されていない方も参加可能です。
皆様の周りで花粉症に悩まれている方がいらっしゃいましたらぜひご参加下さい!
健康教室詳細
・日時 3月20日(水) 13時00分~
・場所 セミナールーム(宮前まちの整骨院の3つ隣)
・参加費 無料
・持ち物 動きやすい服装