相談3:娘の側弯について(12歳)
12歳の娘の側弯について相談させてください。
娘は先天性心疾患があり、3度開胸手術をしました。その影響もあってか、軽度の側弯があると言われました。
彼女の立ち方(片足を必ず曲げて立つ、両足まっすぐに立てない)が気になり、脚の長さが違うのではないかと整形外科に行ったところ、側弯と診断されました。
猫背もあり、姿勢が良いとは言えません。開胸手術をした影響もあると思っていましたが、仕方がないではなく、何か方法があるのではないかといろいろ本を読んでいるうちに、足が関係しているのではないかと思うようになりました。
この場合は猫背を治した方が良いのか、足を治した方が良いのか、どうすればよろしいのでしょうか?
回答:側弯で脚の長さが異なる場合、足型だけでなく骨盤・股関節に着目します
ご相談ありがとうございます。
お子様の側弯って気になるものですよね?
特に今成長期なので、今のうちにある程度形を作った方が賢明かと思います。
側弯の場合、
- 骨格を整える
- 身体の使い方を変えていく
この二つが必要かと思います。
この中でどうしても骨格ばかり目が行ってしまいますが、身体の使い方が変わってこない限りまたすぐ元に戻ってしまいます。
始めに行なうべき部分は、足型を整えつつ、骨盤・股関節のゆがみをとっていくことです。
足型は土台になりますし、骨盤は重心位置になります。この二つを整えつつ、本来の側弯を直していくのです。
同時に筋肉に左右差が出ているので、そこまで同時にアプローチします。そうすると身体の使い方も少しずつ変わってきます。
この辺りまで同時に行なえる先生を探すといいと思います。
身体が今変わってきていて、骨や筋肉の成長が著しいので、このときに正しい姿勢・身体の使い方を再習得させたいところです。

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