ブログをご覧の皆さん
こんにちは!
川崎市宮前区の『宮前まちの整骨院』の鎌田です!
2月になり、寒さも厳しくなってきたこの季節、風邪やインフルエンザなど免疫力が低下して体調を崩してしまわれる方が増えてきています。
手洗い・うがいといった対策だけでなく、細菌やウイルスから身体を守る「免疫力」を高めることも重要です!
そこで今回は『免疫力をアップさせる食材』を紹介します!
大根のイソシアシアネートで風邪予防!
体内に侵入した異物をやっつけてくれるのが、白血球などの免疫細胞です。
免疫細胞は加齢やストレスによって老化してしまうとその機能はどんどん低下してしまいます。そのため、免疫細胞を常に活動的な状態に保つことは免疫力を高めるには欠かせません。
免疫細胞を活動的な状態に保つのに適した食材として、「大根」が挙げられます。
大根の辛み成分である「イソシアシアネート」は、高い抗酸化作用を持っており、ストレスや老化で酸化し、機能が低下した免疫細胞を活動的な状態に保つことができます。
また大根にはジアスターゼという消化を補助する酵素も含んでおり、消化酵素の働きで胃腸の働きを整え、食べ物の栄養をより吸収しやすくしてくれます。
しかしながら、これらの成分は熱に弱いため、免疫力を高める目的で大根を食べる際は、大根おろしや野菜スティック、刺身のつまなど生で食べられるように工夫する必要があります。
かぼちゃのβ-カロチンで粘膜を丈夫に!
「かぼちゃ」は非常に栄養価の高い野菜です。中でも細菌やウイルスの侵入をブロックする粘膜の細胞を丈夫にする「β-カロチン」を多く含みます。またβ-カロチンは抗酸化作用が高く、細胞の老化を防ぎます。
β-カロチンを多く含む食材には人参など挙げられます。しかし、かぼちゃを調理して食べることを考えると、かぼちゃの方が人参よりも一度に多くの量を食べられるため、β-カロチンを摂取するという点ではかぼちゃの方が優れていると言えます。
かぼちゃは甘みが強く、糖質も多く含むため調理する際には砂糖や油を多く使うとカロリーが高くなりすぎてしまうので注意しましょう。
牛乳やチーズなどの乳製品と一緒に調理することで乳製品のたんぱく質も同時に摂取できるのでおススメです。

殺菌効果の高い緑茶のカテキン!
日本人ならなじみの深い「緑茶」には、殺菌効果の高い「カテキン」という成分が多く含まれています。風邪の予防などで「緑茶うがい」をする方もいます。
カテキンは細菌やウイルスを退治し、免疫力を挙げてくれる作用があります。
その他にも緑茶には、「フラボノイド」という抗酸化作用の高い成分も含まれています。
フラボノイドは血管の詰まりを防いでくれる他に脂肪の燃焼を促し、太りにくい体質を作るサポートをしてくれます。
抹茶や玉露を飲むことでより多くの成分を取りこむことができますが、普通の緑茶でも日常生活には十分な量の成分を摂取することができます。
朝、昼、晩で1杯ずつを心掛けるとよりでしょう。

免疫力を高める食材選びとは!
免疫力を高める食材は他にも様々なものがあります。
また様々な食材を組み合わせることで効果的に免疫力を高めることもあります。

以下の成分を含む食材を摂取することで効果的に免疫力を高めることができます。
ビタミンC:食細胞に影響,主な役割は抗酸化作用
ビタミンA:好中球・食細胞・NK細胞・Tリンパ球に影響,主な役割は機能調整
ビタミンE:食細胞に影響,主な役割は抗酸化作用
カルシウム:食細胞・Tリンパ球・Bリンパ球に影響,主な役割は脱顆粒
鉄分:食細胞・Tリンパ球に影響,主な役割は殺菌活性
銅:食細胞・Tリンパ球に影響,主な役割は活性酸素除去
セレン:食細胞・Tリンパ球に影響,主な役割は活性酸素除去
亜鉛:食細胞・Tリンパ球・Bリンパ球に影響,主な役割は活性酸素除去・細胞の分裂の正常化
これらの成分を含む食材を積極的に摂取して免疫力アップを図りましょう!
ではでは(^O^)/